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 [企業訪問] 株式会社 柏木商会

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  積極投資で高品質の段ボール箱を即日生産

(株)柏木商会 代表取締役社長 柏本聡之さん


食品・医薬品向けを中心とする段ボール箱のメーカー

 軽くて丈夫な段ボール箱は、オーソドックスな包装容器として運送・保管用によく使われます。
 豊中市利倉東に工場をもつ(株)柏木商会は、この段ボール箱の印刷・製箱を行う会社です。
1925年に創業し、1959年から段ボールを作ってきました。

同社は製薬・食品会社向け段ボール箱に特化し、積極的に設備の高度化、ロボット導入を進めることで、品質・スピード・価格面で競争力をつけてきました。

 今回は、(株)柏木商会の3代目社長・柏本聡之さん、営業部長の冨田實さんに同社の取り組みなどについてお話を伺いました。
(なお、柏木商会の柏本社長と聞いて、間違いかと思うかもしれませんが、字画の八卦をみて会社名は「柏木」にされたのだそうです。)



柏本聡之社長(左)と
冨田實・営業部長
●わら製品から出発した柏木商会

 柏木商会の前身、柏本商店は1925年、大阪市の十三で創業しました。当時の商材は包装資材のわら製品(縄など)で、周辺の紡績工場などに供給されていました。他の段ボール製造会社も、梱包材であるわら製品や木箱製造から出発した会社が多いそうです。
 その後、1959年に大阪市淀川区で段ボールケース製造を開始、1964年に利倉東の現在地に新工場と営業所を建設しました。

 段ボールの会社は全国に数千社あり、そのうちユーザー直売をしている会社は150社ほど。大手の製紙〜製箱までの一貫メーカー、紙の貼り合わせをするコルゲーターメーカー、貼り合わせた紙を買って印刷・製箱するメーカーまでいろいろあります。柏木商会さんは、この最後のタイプです。
柏木商会さんの配送範囲は100km。これでも広い方で、かさばる段ボール箱は工場からの配送範囲が20kmぐらいが普通だそうです。




最新の機械を導入

●強みは品質・スピード・省力化

 これだけ多くの企業がひしめく中で、価格競争に巻き込まれないため、早くから柏木商会さんの目指したのは付加価値の高い食品・医薬品向けの段ボール箱製造でした。食品・医薬品業界では、とくに品質が問われ、虫や毛髪の混入防止や高い寸法精度が求められます。積極的な設備投資により、異例のペースで設備を入れ替え、省力化、品質とスピードを向上させてきました。パレットへの積みこみ用に、同業には珍しいロボットも導入されています。

 工場のラインも見せていただきましたが、30mのラインの片方から段ボールの板が入ると、印刷・のり付けされて、あっという間に畳まれた箱となって出てきます。このスピードで、午前の注文は午後に出荷、午後の注文は宵積みにもでき、その都度生産することで在庫が少なくてすむメリットもあります。

 こういった経営努力により、参入の難しい製品分野に特化したことで、昨年来の経済危機でも生産は比較的安定しているそうです。

 


積みこみ用ロボット

●新連携でプラスチック段ボールの新事業

 しかしながら、柏本社長はこの先2〜3年にはすさまじい競争になるとみて、決して安心してはいません。
 そのための新たな取り組みとして、柏木商会では、プラスチック段ボール製で、組み立て式のバリアフリータイプの個室を、とよなかインキュベーションセンター入居企業の(株)One’sアイと共同開発しています。平成21年に入って、(株)One’sアイをコア企業とする、新連携(事業分野を異にする事業者が有機的に連携し、その経営資源を有効に組み合わせて、新事業活動を行うことにより新たな事業分野の開拓を図るもの)に参画しています。3月30日に無事、新連携の認定もおりました。

認定のお知らせ  
  認定事業の概要(2ページ目)
 
  バリアフリータイプの組み立て式個室は、4月4日・5日のスマイルサポートメッセ2009神戸すこやかライフ展で初お目見えしました。
新たな柱として、新事業のこれからの成長が期待されます。

あっという間に
目の前を通り過ぎていく

 先の見通しが難しい時代で、多くの企業が設備投資を控える中、困難な状況にもひるまない果敢な経営姿勢が印象に残りました。
 新連携の申請が大詰めでお忙しいところ、取材にご協力いただきありがとうございました。


 2009.03.01 濱名


柏木商会本社工場
 株式会社 柏木商会
 豊中市利倉東1-14-30
 ホームページ:http://www.kasiwagi.co.jp/
 TEL:06-6863-6621
 (代表取締役社長 柏本聡之さん)




IMの目:インキュベーション・マネジャー 奥田三枝子

 今回の取材先、柏木商会さんは、当センター入居企業のOne’sアイ(ワンズアイ)さんとは、新商品の開発でお付き合いある企業さんです。以前からチラホラ話を伺っていたのですが、とても“元気の良い企業さん”ということで取材のお願いをしたところ、快くお引き受けいただきました。

 会社に伺い、セキュリティの高さに驚かされました。
工場入り口のシャッターは下りたまま、工場内の見学には着帽が義務付けられており、聞くとシャッターは防虫対策、帽子は髪の毛混入防止のためだそうです。段ボール工場なのにまるで食品工場の見学のようでした。

 また設備投資や借入返済など思い切った決断をされているご様子で、社長に迷いは無かったのですかとお尋ねしたところ、「ないです」と、きっぱり。でも失敗というか痛い思いもしたことがあるとかで、そんな時、「いつも元気の良い社長でも、さすがにへこんだんじゃないですか。」尋ねると「ないね!それより、どうしたらいいのか考えたよ。そりゃぁ、必死やもんな。ハハハハ…」と笑っておられました。

さすがです。
失敗は失敗として、繰り返さないようにどうしたらいいのか、今をどう乗り切るのかなど常に前向きに考えておられる姿勢、強さが周りをひきつけるのでしょうね。

柏本社長、冨田部長にたくさん元気をいただきました。これからもチャレンジしていってください。お忙しい中、ご対応いただき本当にありがとうございました。

2009.03.01 奥田三枝子

 
   

 
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