トップページ お知らせ 事業概要 施設紹介 入居者紹介 イベント 活動報告 アクセス お問い合わせ リンク  
 


    H2コンサルタント・落合剛の健康講座



 


 

第6回 COPDについて

 


前回のコラム< 目次 >次回のコラム


  2月4日の立春が過ぎてそろそろ24節気でいう雨水に入ります。雨水とは空から降るものが雪から雨にかわり、雪が融け始める頃といわれています。今年は各地で大雪の被害が出ていますので早く24節気通りになればいいのですが。

  さて、今回の健康コラムは肺の病気であるCOPDについてお話致します。肺の病気といえば先ず肺がんや結核を連想しますが、最近ではこのCOPDに罹る方が増加しています。COPDとは正式名称が慢性閉塞性肺疾患と言い、以前に慢性気管支炎と肺気腫といわれていた病気を統一して名づけられたものです。

  肺は絶えず酸素を体内に取り入れ、二酸化炭素を排出し呼吸をしています。この活動を維持するために肺内では気管支や肺胞が働いているのですが、COPDに罹るとこの部分が炎症を起こしたり、やわらかな肺胞が硬くなったりしてスムースに呼吸ができなくなってしまいます。

  症状としては最初に咳や痰が続き、運動をすると同年代の人より息切れが激しくなります。病気が進行すると呼吸困難が悪化し最悪の場合、肺炎や虚血性心疾患などの合併症を起こし死に至る場合があります。

  日本では毎年1万人以上の方がCOPDの原因でなくなっており、平成21年度の統計では死亡原因の第10位に位置しています。また、治療を受けられている方は約22万人で、治療はしていないが罹患していると思われる方が500万人以上いると推定されています。

  ではCOPDの原因は何でしょうか。皆さん大体予想されていると思いますが、ほとんどの原因はタバコです。排ガスなどの大気汚染やお仕事などで有害化学物質に長期間曝露することも原因にはなりますが、約90%の原因はタバコです。

  タバコには約4000種類もの化学物質が含まれ、ニコチンや一酸化炭素など肺のみならず、身体全体に有害な物質が多数含まれています。また、タバコを吸わない方でも家族や友人、仕事の同僚などがタバコを吸えば、けむりを吸うこととなりCOPDを発症する場合があります。

 タバコはCOPD以外にも肺がんや脳・心疾患の原因にもなります。国も禁煙推奨や受動喫煙の防止に乗り出しており、今通常国会でも労働安全衛生法の一部を改正し、受動喫煙防止対策の充実・強化を図るようです。

 タバコを吸われている方にとっては、身体には良くないは、価格は高くなるは、肩身は狭くなるはなので、年も明けて少し遅れてにはなりますが、今年の目標に「禁煙する」を掲げるのはいかがでしょうか。
(ちなみに私は家族にタバコを吸う者が居ている反動で全く吸いません。)

                                   (監修:医療法人南谷継風会 岩崎 順治医師)

                                   

 
●H2コンサルタント 代表 落合剛

  H2コンサルタントは、産業保健に基づく相談、セミナー事業やメンタルヘルス対策、職場環境改善事業を行っています。
  働く人の健康管理についてなんでもご相談ください。

  オフィスにおじゃま(会員企業紹介)

前回のコラム< 目次 >次回のコラム

 
トップ お知らせ 事業概要 施設紹介 入居者紹介 イベント 活動報告 アクセス お問い合わせ リンク