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  【豊中市内の市民活動・CB紹介】 パコ

トップ > 豊中市内の市民活動・CB紹介 > パフォーミング・アーツ・コープレーション・おおさか(通称パコ)

 

表現活動をとおして障害者の自立を

西口敏江さん/特定非営利活動法人パフォーミング・アーツ・コープレーション・おおさか                                 (通称パコ)理事


  人形芝居「ぬくぬく座」。人形劇の世界では知らない人はいない「吹田人形劇コンクール」(第8回、2004年)で、なみいる強豪の中、見事に敢闘賞に輝いた劇団です。「障害者がやっているということ以上に、人形劇団として認められるものを目指しているんです。だから受賞したときはうれしかった」と語るのは西口敏江さん。人形劇団としての活動を授産の柱にすえる同劇団は、月1〜2回の公演をこなします。練習は毎日午後。現在は芝居仕立てのものが6作品あります。台本、衣装、音響、舞台装置、すべて自分たちのオリジナル。取材にお邪魔した日は次の公演にむけて「桃太郎」の仕上げの真っ最中でした。スピーディな展開に楽しい音楽、プロの演技がそこにはありました。



河北さん(左)と西口さん(中央)
 

責任ある行動主体として成長することを実感しています

  授産施設である無認可福祉作業所「糸をかし」が設立されたのは1995年のこと。以前に知的障害者生活施設
の職員であった西口さんが、地域で知的障害者の人たちと共に働く場をつくりたいとの思いで始めました。その作業所で設立当初から余暇活動としてやっていたのが人形劇でした。
  人形劇は以前から個人的にやっていたという西口さん。人形劇人「ねぎ坊主SAYO」と出会ったことが「糸をかし」での取り組みにつながりました。人形劇の可能性を追求していた「SAYO」と、障害者の可能性を追求したいという西口さんの想いが一致したといえます。
  「障害者ということで、周りの人になかなか認めてもらうことなく育ってきた人は少なくありません。しかし“演じる”ということで観客に受け止めてもらえる。“はじける”ことができる。そこに大きな感動があったんです」
  3年ぐらいたって、河北英一さん(現・理事長)がメンバーに参加。吹田市の福祉施設の職員をする傍ら、すでに人形劇の経験を積んでいた河北さんが加わったことで、人形劇を「糸をかし」での授産の中心にすえることに踏み切りました。



桃太郎の練習風景

 やがて公演依頼も増えるようになり、それにあわせた準備や練習が必要になりました。大変ではあるけれど、それが目標になったと西口さんは言います。「演じる中で役割が与えられる。自分でできることはやろうという意欲がわく。出来ないことは出来ないと言わないと周りに迷惑をかける。そういった中で自分に気づき、責任感も身につき、役立っていると感じられるようになったと思います。“自分でできることは自分で、出来ないことは手伝ってもらう”とは、一般的によく言われることですが、それが具体的にどういうことなのか、体験の中で実感することができるようになりました」

 2001年には、ちんどん「てんてこまい座」も立上げました。とにかく楽しいことが大好きというメンバーたちの飽くなき表現への挑戦は尽きません。



障害をもつ子どもの親が、安心して暮らせようにしたいんです

 2000年のNPO法人の立上げは、知的障害者の人たちが家族から自立して地域の中で生活できる取り組みとして「グループホーム」を設立したことがきっかけとなりました。あわせてNPO法人の理念として、当事者である障害者自身が周囲への心理的な依存心から抜け出し、責任ある行動主体として成長し、自立するための切り口の一つとして表現活動を支援することを位置づけました。

 「障害をもつ子どもの親が、安心して暮らせようにしたいんです。まずは現状において子どもと距離感を保てること。そして、自分がいなくなっても子どもが暮らしていける環境をつくること。そのためには、地域で支える仕組みをつくることが必要です」

 しかし、2003年に支援費制度ができたのに続き、2006年からは障害者自立支援法が施行されるなど、障害者支援を取り巻く環境はどんどん変化しています。「制度に振り回されている状態といって過言ではありません」。NPO法人パコとは別に、2003年には社会福祉法人(小規模通所授産施設)も立上げました。「補助金の基準が変わるたびに運営方法の見直しを迫られるのには矛盾を感じます。でも大切なのは障害者の人たちが地域で自立すること。制度では補えないサービスを受けるためにも、就労の場をつくることは必要です」

      「多くの障害者の人たちは限られた人間関係で暮らしてきました。しかし、人形劇を通して様々な人と出会うことができました。出会いを結んでいくことで輪を広げていきたいですね」。自らも自分の可能性を追求したいという西口さん。“出会いの結び”のもつ力への期待が広がります。
     

●組織概要●
代表者/ 河北英一      活動開始/1995年      法人設立/2000年
住所/〒561-0857  豊中市服部寿町3-18-12(糸をかし内)
TEL/ 06-6868-2153    FAX/ 06-6868-2153    E-mail/ itookashi@s9.sion.ne.jp

     
 



 
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