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  【豊中市内の市民活動・CB紹介】  NPO フリーランス

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本人の意思を大切にすることを心がけています

            光久麻里子さん/特定非営利活動法人フリーランス理事長


 毎週月曜日と金曜日、光久さんの自宅にはひきこもりの人たちが毎回3〜6名ぐらい集まってきます。ひきこもりの若者の居場所提供を通してコミュニケーション能力の養成と基本的な生活技術を身につけることを目的として、昼食づくりや内職などの軽作業、レクリエーションなどを行っています。 
  「社会経験の少ない人が多く、どういう職業が自分にむいているのか見つけ出せない人が多いです。いろんな機会を提供する中で見つかるかもしれない。とにかく情報と機会を多く提供することを心がけています」と語るのは代表の光久さん。ひきこもりの若者の親に対する電話相談・訪問相談や緊急雇用対策として実施された服部緑地公園の清掃活動への参加、ユースサービス大阪(大阪府青少年活動財団)が実施する海洋センターや能勢の野外活動センター等を利用したレクリエーションへの参加など、ひきこりもりの若者の自立・社会参加をサポートする活動を行っています。

まずは居場所の提供を

 光久さんがひきこもりの人の存在に関心をもったのは、某病院の精神科で勤めていた頃のこと。2003年に病院を退職するまでの10年の間に精神科のデイケアで精神障害を持つ人々と関わり、精神保健福祉士の資格も取得しました。

 「ある時期からひきこもりの通所者が増えてきたと感じていました。でも、精神科で実施するデイケア自体がひきこもりの人を受け入れる体制ではないですね。そもそも社会的ひきこもりは精神病ではありませんから、薬物治療の対象にはなりにくい。デイケアにこなくなるとデイケアのほうからは訪問はしない。当然、長続きはしません。又、引きこもりに戻ってしまう。働く場所があり、適切なサポートがあれば充分社会に出て働ける若者に、もっと違う形で、就労支援をやっていく必要があると思ったんです」




代表の光久麻里子さん

 

 退職後、ハローワークが主催する起業家養成講座を受講。同じ講座の受講生と大阪府が実施する先導的CB創出支援事業に応募したことをきっかけで活動を始めることになりました。翌年には法人格を取得。保健所からの紹介やホームページなどを見て集まってきた人たちを対象とした取り組みを開始しました。

           
「当初は介護事業を実施するつもりでNPO法人を取ったんです。ホームヘルパーステーションかデイサービスセンターを開設し、ヘルパー2級の免許を取得してもらって、そこで活動をするつもりでいました。でも、対人関係が苦手なひきこもりの人たちにとって、すぐにヘルパーの仕事ができる訳ではなかったんですね。まずは居場所を提供して、その過程で意欲が出てきたらいつでも事業を立上げられるように準備を進めています」
 
関係をきちんと保っておくこと

 「15歳までの不登校や精神病ならばそれぞれ対策はありますが、就学年齢を超えてしまった人や病気でない人の施策がないんです。ひきこもりの人はとにかく行き場がないというのが現実です」
  ひきこもりの子どもをもつ親にとっても問題は多いと言います。自身も高齢化していく上、相談するところがなく、「親のしつけが悪い」とか、「甘やかしている・過保護」といった偏見にさらされながら生活しているのが実態とのこと。
  「きちんとしたサポートがないまま仕事に行ったとしても、体力が落ちているから身体がしんどくなって根気が続きませんし、コミュニケーションがうまくいかないからどうしてもすぐに辞めてしまうんです。集団での就労経験やインターン・シップのようなお試し就労などの機会を増やして欲しいですね」

 服部緑地公園の清掃活動などはフリーランスのメンバーが集団で参加しましたが、緊急雇用対策事業の終了と同時に打ち切られました。行政には、このような取り組みを積極的に進めて欲しいと言いつづけています。
  「本人の意思を大切にすることを心がけています。人によって状況が違いますから、それぞれの場合に応じて対応することが大切です。いったん家から出られるようになったとしても、元に戻ってしまうこともあります。そんな時でも関係をきちんと保っておくこと。諦めないことが大切です」

 ケアマネージャーとしての仕事をする傍らで定期的な訪問や相談のあった人への対応など、ほとんど光久さんひとりで行っているため決して活動は楽ではありません。しかし、将来的には24時間サポートができるグループホームの運営をやりたいと思っているとのこと。
  「今は自宅を活動の場にしているので公私混同している状態です。まずは安価で借りられる場所が欲しいですね。それで、場所の管理や受けてきた仕事など、利用する人たちが責任をもってできる環境の整備をしたいです」
  きめ細かい対応が、社会全体が決定的な一手を打てない現状に一石を投じています。

 

     

●組織概要●
代表者/ 光久麻里子(理事長)      活動開始/2003年      法人設立/2004年
住所/ 〒561-0813 豊中市小曽根4-8-1
TEL/ 06-6332-7530    FAX/ 06-6332-7530    
E-mail/ freelance@kud.biglobe.ne.jp     URL/ http://www.geocities.jp/freelance_toyonaka/

     
 



 
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