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  【豊中市内の市民活動・CB紹介】 DGC

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時代に必要とされる技術のコーディネートし、商品化できたことは感動でした

                   邑瀬章文さん/特定非営利活動法人DGC基礎研究所事務局長


環境問題をはじめ、今日、私たちが直面している多くの問題は多様な要因が複雑にからみあっています。DGC基礎研究所は、一分野だけでは解決が困難な問題には、様々な専門分野の研究者が集まり、それぞれの立場や意見、知識を出し合うことで柔軟に対応する必要があるとの問題意識のもと、研究者の集団として設立されました。

「これまでの研究者は、研究のための研究にかたよっていることが多かった。とは言え、科学の発展のためには基礎研究もおろそかにはできない。DGCは、社会に貢献できる科学のあり方を示していると思います」と語るのは、事務局長の邑瀬さん。

ネットを通して誰でも研究者に呼びかけることができる“ヴァーチャルなシンクタンク”の開設、産官学の連携によるシンポジウムの開催、北海道芽室町の農業者と連携し新しい農業経営を開拓する「未来農業集団」など、様々な活動を行っています。




事務局長の邑瀬章文さん

研究者との敷居を低く

DGCとはDiscussion Group on Complexityの略で「複雑性議論集団」の意。1996年に“現実世界の複雑性を真面目に科学として捉えよう”との呼びかけに、複雑性関連分野を専門にする研究者が集まって発足しました。邑瀬さんがDGCの存在を知ったのは大阪大学の院生だった時のことです。会の有志が自分たちの研究を社会に還元するための組織としてNPO法人を設立するという話が、準備段階でストップしていました。目的に共感したことから、準備作業を引き継ぎ、設立後の事務一切も引き受けることになりました。

「実はすでに自前で合資会社を作っていて、今と同じような仕事をしようとしたんですが、うまく行っていませんでした。まず、協力してもらえる研究者をある程度集めておかなければならない。しかし、仕事のパートナーであるはずの研究者との関係が、一営利企業とそのお客さんのようになってしまい、動きづらかったんです。そんな時、DGCがNPO法人を作るという話を知ったんです」

NPO法人という形態にすることで、研究者をはじめ関わる人はすべて会員、つまり(「お客さん」ではなくて)組織の一員となりました。「自らが活動する場として関わってもらうことで、誰もが積極的に参加できるようになったんです。コーディネートする私としても、研究者の皆さんとは半ば身内のような関係になり、とても動きやすくなりました」

違う分野の人をどうマッチングするか

「私にとって、グリーンリサイクルの会長さんとの出会いは大きかったですね」。大阪の造園業グリーンリサイクルと京都府立大学農学研究科との共同開発をDGCがコーディネートしたプロジェクトは、今でも中心的な取り組みとなっています。街路樹や公園緑化樹をせん定した枝葉を枝と葉に分離し、葉は良質の堆肥に、枝は木炭の原料に使うというもの。「会長さんは、バブル絶頂期のころから次の展開を考えて、新しい技術を開発しようとされていました。これからの時代に必要とされる技術のコーディネートをし、さらに商品化できたというのは感動でした」。その後も研究コーディネータとしていくつかのプロジェクトに関わりましたが、この時の経験が糧になっていると言います。

「研究コーディネータとして大切なことは、違う分野の人をどういうタイミングでマッチングするかということ。色んなことに興味をもって、どんなことにも目を向けることが必要ですね」

それまでは個々の研究者が行う研究や関心を持っていることの域から脱しなかったことも、DGCがコーディネータとして関わることによってプロジェクト化が可能になり、助成金などを申請して具体的な活動につなげることができるようになりました。最近では、国内の取り組みだけでなく、「黄土高原森林復元プロジェクト」や「内モンゴルアルカリ土壌の改良と乾式脱硫プロセスの普及」など海外の研究者との共同で実施するプロジェクトも実現しています。

「物事を広い視野で捉え、常に客観的に考えるようにしています。その地域で必要だと思っていることが、社会全体で見ると実はそうではないということは、よくあることですから。社会貢献でやっていますといいつつ、地球規模で考えると本当に良いとは限らないこともあります」

社会問題だけでなく研究分野もどんどん複雑化している昨今、社会と研究者を結ぶコーディネータとしてのDGCへの期待が高まっています。



緑化樹をせん定した枝葉のたい肥を培地に用いて (土壌を使わずに)栽培した野菜

     

●組織概要●
代表者/黒川顕(代表理事)    活動開始/1996年    法人設立/2002年
住所/〒561-0802 豊中市曽根東町1-5-13
TEL/06-6857-2682  FAX/06-6857-2682  E-mail/info@dgcbase.jp
URL/http://www.dgcbase.jp/

 
 
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